この度、藤原真久さんからメールを頂き、近況をお知らせすることになりました。
フォーゲル活動から離れてもうどれくらいになるでしょうか、自分でもわからないくらい年月がたってしまいました。かろうじて定期的に送って頂いている「KONKOKYO
FOGEL」を読ませて頂いています。私と同時期に活動をしていた方々の懐かしい名前やそのお子さんが活躍されているのを見て、活動が確実に引き継がれ拡大しているのをうれしく思っています。
私は現在、10歳と8歳の男の子の父親になりました。子供たちは少しずつ自立が始まり自分の主張ができるようになりました。また、体力も日々衰える私とは反対に力強くなってきています。普段は仕事で帰宅が遅く、接することが少ないことから、土、日は近所の少年野球チームに参加し親子で練習をしています。元々は子供の練習を見ているだけだったのですが、じっとしていられなくなりチームのコーチに仲間入りし今では小学校の低学年を教えるようになりました。コーチになってもう4年になります。自分の子供だけでなく他人の子供も指導することは非常に大変なことだと感じています。特に体を動かす能力が備わっていない低学年生は一つひとつの動作、ルール、気持ちを粘り強く、繰り返し教えること(忍耐)が大切だと最近になってやっと理解できるようになりました。それぞれの学年や個々で成長する能力が異なり、それを理解し個別の指導をすることがコーチの役割だとも思うようになりました。日々大きく変化するこの時代に子供たちがそれぞれの個々の能力を大切にし、自分らしさを見つけ、磨き続けてほしいものだと思います。野球を通じてこの手助けができればと思います。
私自身もここ数年間仕事を通じて大きく成長させられたように思います。私の働く航空業界は約10年前からリストラ(業務再編)が行われ、多くの人が働き方を変える事となりました。私も5年前、関連の会社に出向し以前とは異なる仕事を続けています。どの業界もそうだと思いますが時代の流れが速すぎて色々な仕組みがあっという間に陳腐化し、変化せざるを得なくなってしまいます。リストラが終わればまた次のリストラ、また次と急激に変化しなければいけない時代になったように思います。こういう時代こそ自分を見失わないで子供たちの手本になれるよう自分らしく、社会人(公共人)らしく、父親らしくを求めて自分を磨き続けたいと思います。
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